観光ガイド 各都市
観光ガイド 各都市 リンク集
・台北市
台北市は台湾最大の都市であり、経済、政治、文化の中心地です。活気にあふれる街台北では、さまざまな建築物も見られます。
台北の問屋街―迪化街や萬華の龍山寺などは古跡の好きな人にはたまらない場所でしょう。またそれらの場所で伝統工芸も代々受け継がれてきました。国際的にも有名な故宮博物館には歴史的に価値の高いものが数多く展示されており、見逃してはならないスポットです。この他、台北市立美術館や、歴史博物館、郵政博物館などもおすすめです。台北近郊の陽明山は特殊な火山地形で、植物なども数多く生育しています。遊歩道も整備されており、週末にはカップルや家族連れで大変な賑わいを見せます。
台北に来たら、温泉でゆっくりするのもいいかもしれません。陽明山だけでなく、北投や烏来にもいい温泉があります。きっと旅の疲れも癒されることでしょう。
台北の動物園--珍しい台湾熊やかわいいコアラ、そして子供たちに大人気の国王ペンギンなどに会えます。台北市は交通の便もよく、バスやMRTなどを乗り継ぐとたいていの所へ足を運ぶことができます。
・台北県
台北県には、台湾ならではの豊かな文化、独特の自然景観、さらには大都会らしい繁華と、さまざまな魅力があつまっている。
台北県には、板橋、淡水、鶯歌、瑞芳、烏来および八里などの市鎭を含み、春、夏、秋、冬四季それぞれの風采があり、また「北海岸与観音山国家風景区」、「東北角&宜蘭海岸国家風景区」などの名勝が集まっている。
海鳴りに耳を傾けたり、森林浴や温泉浴を楽しんだり、小さな町で史跡めぐりや美食めぐりをしたり、工芸創作を体験したり、さまざまな可能性を秘めた地域である。北海岸と観音山は特殊な海岸線と礁でしられる。
北海岸には五股、八里、萬里、金山、石門、三芝という六つの町があり、特異な山と海の風景が交錯している。優美な砂浜、険しい磯と海岸線は多采で、さらに温泉、文物展覧館、老街、海産、小吃などの観光資源がある。観音山、野柳、金山、翡翠湾、白沙湾、淡水、基隆などが主要なスポットである。
東北角風景区は山が海の際まで迫っている。海岸沿いには、断崖、海食地形、金色のビーチと多采な地理的景観があり、また、文化財や史跡に恵まれて、大自然のなかの絶好の観光名所になっている。ダイビング、磯釣、遊泳、クルージングなどのマリンスポーツが盛んです。
・基隆市
台湾北部に位置し、三方を山にかこまれ、北側が海に面している天然の良港です。
昔から商業港・軍港・漁港として重視されてきました。入り江が深く入り込み、周りが山々にかこまれているため、平地が狭く、岬の両側には基隆嶼と和平島があります。廟口小吃をはじめ、連珍餅や李鵠餅店、太陽谷蜂蜜などが全国的に知られた基隆名物です。
・宜蘭県
宜蘭市は蘭陽平原の中心に位置し、絶好のロケーションを占めています。
河川が縦横に走り、平原に豊かな灌漑資源を提供しており、その中央に位置する宜蘭市は肥沃な土地と水源に恵まれ、豊穣なコメ所として発達してきました。この間一貫して、宜蘭市は蘭陽平原の政治、経済、教育の中心地であり、また、南北交通の要衝の地として栄えてきました。
・桃園県
台湾本島の西北部に位置し、細長い地形をしています。
台北と宜蘭に接し、以前は「芝芭里」という名でしたが、桃の木がたくさん植えられていたことから「桃園」と呼ばれるようになりました。今は桃の木も少なくなりましたが、東アジア最大のダム「石門ダム」が完成したばかりのころは、桃園から石門ダムまでのコースは観光客でおおにぎわいでした。
桃園には年間延べ人数千万人以上が利用する台湾桃園国際空港があり、「国門の都」としても有名です。風景もすばらしく、大渓旧街、慈湖の蒋公陵寝、小人国、角板山、達観山神木区、復興郷などが観光地として有名です。また、龍潭の花生軟糖や大渓の豆干は全国的な特産となっています。
・新竹県
新竹県は台湾全域においてもっとも客家人の人口が多い県です。かつて遠方から台湾へ移民してきた客家人は、紅毛港あるいは南寮港から上陸しました。
中国大陸の広東省の海豊と陸豊出身者が最も多いといわれています。新竹県の風城地区に居住する客家の人々は、その言語はいうまでもなく、風習と信仰も独自のものを形成しています。
移民の生活を繰り返してきた客家人は、山間に居住を余儀なくされていたため、限られた耕地、糧食の不足,不便な交通を強いられていました。しかしそのため苦労と苦学に耐える民俗性で知られる客家人は、祖先の教えを守りながら、客家人としてたゆまぬ成長を続けてきました。また長期に渡って、他の民俗の文化と融合する機会がなかったことも手伝い、独自の言語と文化風習が今にも伝えられています。
近年は新竹科学工業園区、新竹工業区等の開発により、新竹県の商工企業が盛んな発展を遂げています。また同時に県政府ではソフト、ハードを融合させた都市ビジョンで都市整備に力を入れています。例えば、新竹生物医学園区、高速鉄路新竹車駅特定区、科学園区第三期計画等に力をいれています。また新しい高速鉄路橋下道路、体育館、生物教育園等など,新竹科学園区は「台湾のシリコンバレー」と呼ばれるにふさわしい嶄新的で希望にあふれる建設が、今もなお進められています。
・新竹市
新竹は元の名を竹塹といい、清代、1723年、当時の行政府淡水庁はこの地を台湾北部の重要管轄地としました。
1875年淡水庁の廃止とともに、竹塹は新竹城と改められました。1982年に新竹市は台湾省の直轄市となり、周辺を合併して面積も49平方キロから104平方キロと拡大されました。近年では台湾のシリコンバレーと呼ばれる"新竹科学園区"の設置により、エレクトロニクス、化学工業、軽工業が発展し、新竹市の発展の原動力となっています。
新竹市は新竹県西北の新竹平原の中心に位置し、海抜120メートル、東南は十八尖山、牛埔山などの山に囲まれ、西は海に面しています。このため、ここの地形は西の海に面した塵取りに喩えられ、平地は全体の3/4を占めています。
・苗栗県
苗栗県の中心に位置する公館郷は苗栗市にほど近く、交通に便利です。
ここの公館陶器、福菜、ザーサイ、紅ナツメ、牛心柿などの特産、また最近栽培に成功したシソなどは、大量に日本へ輸出されています。
公館陶の窯は館中村から福基村一帯に集中し、瓶、甕、瓦など、実用品から鑑賞用まで幅広い種類の物を生産しています。福菜は卜菜とも言い、芥子菜漬にして食す客家独特のおかずです。
公館郷石墻村は台湾唯一の紅ナツメの本場で、毎年の7、8月の収穫期に観光農園として一般に開放されています。牛心柿は福基村と出チD坑の間の山の斜面に生えており、その形が牛の心臓に似ていることから名づけられました。毎年9、10月の収穫後、甘柿と渋柿とが作られます。また公館郷農協では売店を設けており、(苗栗インターから市の中心に向かって車で10分位の距離)紹介した特産品をお求めになれますのでご利用下さい。
・台中県
台中県は台湾の中部に位置し、東西に細長い形をしています
高山地帯を除いて、一年中陽光に恵まれ、気候は温暖で、「台湾中部盆地」という別称もあります。風景は優美で、名勝は各地に点在してます。なかでも雪霸国家公園は、広大な面積を擁する、高山地帯の国家公園です。雪霸国家公園のなかでも、武陵農場は生態の環境がもっとも完全に保存されています。ここでは、バードウォッチングが楽しめ、梨山では「曙鳳蝶」や「国蝶」と呼ばれている「紅紋鳳蝶」が見られ、七家湾溪の国宝魚「サクラマス」も観察できます。西に行くと后里に至ります。かつては、馬の訓練センターがありましたが、いまは、国際的な遊楽施設である月眉育楽センターがあり、中部における絶好の行楽地になっています。
沿海地区の大甲には、媽祖廟があって、年中多くの善男善女で賑わっています。とくに媽祖の生誕祭には、全国から信者や観光客が押し寄せます。南に行くと、大肚溪口や高美湿地があって、水生動物の楽園になっています。ここもバードウォッチングのメッカです。このように台中県には多彩な観光スポットが展開しています。
・台中市
台湾で3番目の大都市を誇る台中市。台中市の平均気温は約22.4℃、四季を通じて大変温暖な気候です。
また台中市は商工業によって発展を遂げている都市です。文化イベントが多く開催され、また素朴で情に厚い人情、鮮やかな景色を兼ねる台中市は世界的な大都会へと成長していける好条件を備えているといえましょう。台中市は台湾中部の台中盆地にあり、東西には大坑山、大肚山が連なっています。台中市を貫く河川は筏子渓と大里渓があり、またこのほか緑川、柳川、梅川が市の中心地を貫いています。これらの河川は市の美しい景観となっているだけではなく、気温を調節する役割をも果たしています。台中は居住に最適な環境であるといえましょう。市の面積は約163ヘクタールあり台湾中部では最大の都市となっています。
台中市はかつて「平埔番岸里社」、「猫霧社」と呼ばれた区域でした。在清朝康熙年間に、漢民族によって開墾が進み次第に集落が形成されてきました。日本統治時代の台湾は、台北州、台南州、その他三県と澎湖島庁で成り立っていました。そして台中市は台湾県に属し、のちに台湾政庁と変わり、またそののちに「台中県」となりました。戦後復帰後は、台北、台南、台東、台西がありながら、台中がなかったため、のちに「台中市」へとして生まれ変わりました。
・彰化県
「台湾の穀倉地帯」の別名をもつ彰化は東南北の三方を山々に囲まれ、西側を台湾海峡に臨むロケーションにあります。年中を通して気候が温和で、雨量も適量なため、農業が発展しており、中でも花の栽培は特に有名です。
彰化はかつて原住民の言葉で「半線」と呼ばれていましたが、清朝世宗皇帝(1723-1736)の時代に大陸の福建省から多くの人が鹿港一帯に移住し繁栄した後、「彰化」と名付けられました。
・南投県
南投県信義郷東埔村と高雄桃園郷梅山村は、玉山国家公園内にあるたった二つの先住民集落で、いずれもブヌンの人々が住んでいます
ブヌンは、台湾でも最も高度の高いところに住んでいる少数民族です。以前は焼き畑や狩猟採集を生業としていましたが、今は彼らの生活も大きく変わりました。しかし、伝統の精神は今も、「打耳祭」と呼ばれる祭りの中に生きています。普通は四月に挙行され、子供たちに獲物の耳を撃たせる訓練をすることからこの名があるます。
また、ブヌンは歌の名手として知られ、豊作を祈る八部和音「Pcsibudbud」が山々にこだまする様は実に壮観です。
・雲林県
雲林県は台湾の中南部にあって、嘉南平原の最北端にあたります。
全県の大半が沖積平原で占められ、台湾の穀倉地帯となっています。農産品は数多く、斗六の文旦、濁水溪の米,西螺の醤油,刺桐のニンニクなどがあげられます。草嶺風景区を形成している草嶺の自然景観は多彩で、人々の人気を集めていましたが、中部大地震で地形が大きく変わりました。その様相を観察するのもなかなかの見物です。
大自然の脅威を感じられることでしょう。雲林といえば、北港の朝天宮を忘れてはなりません。年中多くの信徒で賑わい、当地の小吃は参拝者の楽しみに一つになっています。旧暦お正月の花燈が灯されると町はいっそう華やかになります。北港を訪れたら、ぜひ台湾最大の牛市場─「北港牛墟」を訪ねてみて下さい。その活気に圧倒されることでしょう。雲林の広大無限の緑の平原は、きっと日頃のストレスを吹き飛ばしてくれます。
・嘉義県
ツオウ族(旧名曹族)は高雄と嘉義、南投の南北2ヵ所に生活しています。
かつては狩猟が主な生活手段で、阿里山は彼らの狩猟区でした。その後、狩猟の他に農業、牧畜、漁業なども営み、粟の収穫祭など天候を祈祷する祭典や儀式が行われるようになりました。
伝統的なツオウ族の祭典や儀式はたいへん複雑で、十日から一カ月ほどかかります。しかし、最近では2月15日と8月15日からそれぞれ3日間に短縮されています。かつて、祭りは必ず庫巴で行われました。庫巴は彼らにとって、政治、経済、宗教の中心地だったからで、今でも重要な場所になっています。また、祭りには女性が参加することはできませんでした。女性は迎神祭、団結祭、送神祭が終わって、送神の歌や踊りにはじめて参加できたのです。
三日三晩続く歌と踊りは祭りのクライマックスです。年長者が指揮をとり、それに合わせて大勢が歌ったり、踊ったり、部族外の人間でも自由に参加できます。会場では米酒が振る舞われ、酔うまで家には帰れません。
・嘉義市
嘉義には北回帰線が走っており、水上郷下寮村に記念碑が立てられています(東経120度24分46秒50、北緯23度27分04秒51)。
旧名を諸羅といい、1622年、福建省の顔思斉が笨港(現在の雲林北港と嘉義新港一帯)から上陸して開墾を行った台湾最古の漢民族の町です。1786年には林爽文が決起し反乱を起こしましたが、諸羅軍が団結して町を守りました。当時の史実は嘉義市義民廟に今でも保存されています。
嘉義市の観光スポットの大半は歴史と関係のあるものです。蘭潭、または南潭と呼ばれるひょうたん型をした湖は東西幅約1キロ、南北長さ約2キロ、1620年オランダ人が海軍の訓練用に掘ったもので、現在は嘉義市の水源となっています。彌陀寺わきの義民塔は1938年に建てられた塔で、同地の義民503人の霊が奉られています。
・台南県
台南県は山と海に囲まれています。台湾本島の西南部に位置し、東部は高く、西部に行くに従って低くなっていきます。台湾最大の平原、嘉南平原の中心にあって、東は中央山脈に接しています。
この地区は台湾でもっとも早期に開発された地方です。全県が北回帰線以南で、亜熱帯に属し、気候温暖で、農業が盛んです。水田はもちろん、畑、塩田、蓮田、菱角田、養殖池などの面積はいずれも台湾随一です。夏、白河に行けば、一面の蓮池を見ることができ、多くの花見の客で賑わいます。近くの關子嶺では、水と火が同時に共存する奇景を拝むことができ、温泉が湧いています。海に臨む七股湿地は水鳥生物の宝庫で、世界的にも稀な黒面琵鷺(クロツラヘラサギ)がここで冬を越します。年に一度の元宵節にはぜひ鹽水の「蜂炮」(爆竹祭り)を見学においでください。刺激を求めて毎年小さな町に溢れるほどの人出で賑わいます。嘉義と台南両県にまたがる曾文ダムは、貯水の機能以外に、風光明媚な景勝地として知られています。台南の美は、見渡す限りの田園風光と熱情的な人情にあります。
・台南市
台南市は台湾西南部にあって、四季を通じて暖かく、台湾でもっとも早期に開発された市街地です。
現在、人口70数万人を擁し、台湾第四の都市ですが、人々はいまなお純朴かつ親切で、細やかな人情がまだ巷に生きています。長い歴史を今日に伝える数々の文化財や史跡が街のあちこちに見かけられる古都です。
もし静かな散歩をお望みなら、成功大学の光復校舎がお奨め。夜になると夏でも涼風が吹き抜け、花の香りや虫の音が風に乗ってやってきます。また、中正路・遠東デパート近くあるいは民生路のナイトマーケットに繰り出して南国の夏をお楽しみください。お土産のショッピングには最適です。あるいは、台南の個性が光る茶芸館で中国茶をたてながらのおしゃべりも楽しいものです。
・高雄県
台湾南部に位置する高雄県は、南部第一の大都市・高雄市、台湾最大の港湾、高雄港を擁し、周辺地域には風光明媚な景勝地が密集しています。
たとえば、南部横断道路の沿線には、きわめて珍しい地形を持つ六亀の燕巣、田寮の月世界、泥火山などがあります。さらに、自然そのままの姿が残る茂林、藤枝風景区も見逃せません。また客家文化の里と呼ばれる美濃は、傘作りや陶芸など工芸の盛んなところです。そのすぐそばの胡蝶谷は、その名の通り蝶々が密集して生息しています。そして、台湾の西湖と呼ばれる澄清湖は南台湾を代表する景勝地です。大樹郷の佛光山は台湾最大の仏教寺院で、荘厳な仏教の聖地として知られています。
・高雄市
台湾第二の都市で、西は台湾海峡、南はバシー海峡に面しています。
世界第三の港を擁し、インド洋と東北アジアを結ぶ重要な中継地になっています。地理的条件や海流の関係から年中さんさんと陽光が差し、南国ムードいっぱいです。市内にある壽山と愛河は市民の憩いの場です。郊外には優美な澄清湖、夕景の名勝・西仔湾、コンテナ船が群がる高雄港と観光スポットは多彩です。六合夜市や旗津の海鮮料理も見逃せません。気候風土にも恵まれ、人情味もあつい高雄市は、南部台湾観光のキーステーションです。
・屏東県
屏東県は細長く山と海に挟まれている台湾最南端の県である。
東に太平洋を臨み、西には台湾海峡、南はバシー海峡に面している。三方が海に面し、熱帯地方とあって一年を通して春のようにぽかぽかしている。風光明媚でヤシの木陰が円を描き、南国ムードにあふれている。「台湾の南洋」とも言われ、国内有数の観光聖地でもある。屏東には国内初の国定公園、墾丁国家公園がある。このほか、マリン観光の楽園、小琉球や森林の中に切り開かれた沿山公路、大鵬国家風景区や空中スポーツが楽しめる賽嘉航空運動空園など、特色ある観光スポットに恵まれている。
屏東の海辺はダイビングでサンゴ礁を観賞したり、砂浜の貝殻を拾ったり、貝殻でできためずらしい砂浜を探索したりと、レジャーや水遊びに最適の場所である。このほか、台湾最南端の岬、鵝巒鼻では左手に太平洋、右手に台湾海峡を見渡せ、ここならではの経験が味わえる。また、冬を越しに来る渡り鳥の中継点としても有名で、モズが冬を越すほか、毎年10月には国慶鳥といわれる鷲の来訪があり、野鳥の生態観賞に絶好の場所となっている。
屏東林辺郷は甘くジューシーなことで知られる黒珍珠蓮霧の産地である。味が染み込み香り・歯応えとも抜群の万巒豚足、口の中でとろけるクロマグロなど、口にせずにはいられないごちそうが盛りだくさん。このように食事もレジャーも楽しめる観光地は絶対に見逃せない。
・花蓮県
中横公路、蘇花公路、花東海岸、花東縦谷など、この地域の交通や観光の拠所となっているのが緑に囲まれ素朴な雰囲気の漂う花蓮です。
花蓮には海に面した臨海公園、たくさんの海洋生物の像が立つ南濱公園、波の中で石拾いが楽しめる七星潭、ハワイポリネシア文化をテーマに作られた東方ハワイ遊園地、厳かな雰囲気あふれる静思精舎(慈済功徳会の発祥地)などの観光スポットがあります。特産品は花蓮薯(お菓子)と大理石です。
・澎湖県
澎湖は昔「平湖」、「澎瀛」、「澎海」、「西瀛」、「島夷」などの名で呼ばれていました。家屋は福建省や金門と似ており、地元で産出する石や石灰、砂、玄武岩、紅瓦などを使っています。
宗教行事が多いのも特徴で、媽祖や王爺、王船にかかわる行事、鸞堂など地方色豊かな祭りがとり行われています。島内には大小165もの廟があり、なかでも天后宮、城隍廟、武聖廟、保安宮が有名です。
澎湖のリゾートコースは本島、北海、南海の3コースがあります。本島の見どころは海触による奇岩風景と深度が東アジア第一の大橋「跨海大橋」で、海上の公園とも呼ばれています。北海コースは海のパラダイスとも呼ばれ、数千mにも達する黄金色の砂浜が広がる吉貝嶼は、澎湖本島から船で20分ほどで到着するので、夏のリゾート地として人気が高いです。「桃源郷」ともいわれる南海コースは、玄武岩の石柱からできた桶磐嶼のほかに、七美海島や望夫石などの観光スポットもあります。
澎湖の白沙郷には澎湖水族館があります。2ヘクタールの用地には、いろいろな海洋生物の展示エリアのほかに、幅14m、深さ8mの透明海底トンネルがあり、トンネル内を散策しながら、サメやカツオ、ハタなど深水に棲息する魚を観賞することができます。
・金門県
金門といえば、歴史上幾多の戦いに勝利してきた、自由の聖地として有名です。
背後に澎湖、台湾本島をひかえた太平洋上に浮かぶ反共の防波堤でありました。中華民国政府が統治する島であり、ひとつの県でもあります。
金門群島は、東経118度24分、北緯24度27分に位置し、西は中国大陸福建省のアモイを間近に望み、東は台湾海峡を隔てて台湾本島と150浬の位置にあります。金門群島には金門、烈嶼(小金門)、大胆、二胆など15の島があります。そのうち3つの島は中国大陸の領土になっており、それを除くと全部で150.46平方キロの面積があります。
亜熱帯の季節風気候に属する金門は、毎年9月から4月にかけては強い東北の季節風が吹きます。年平均気温はおよそ21度で、極端な暑さ寒さは滅多にありません。島は主に花崗片麻岩からなり、島東にある標高253mの太武山が最高点になっています。ここに源を発した渓流は幾つかの人口湖に流れ込みます。これらの湖水は、飲用水として供給される以外に、金門の風景に彩りを添えています。
金門は古くは、「浯州」と「仙州」と呼ばれていました。昔は海賊などにたびたび荒らされていましたが、明代の1387年になって、海岸に海賊の侵入を防ぐ防壁が造られました。その姿が「固若金湯、雄鎮海門」と形容されたことから、「金門」と呼ばれるようになったのです。
・連江県(馬祖)
台湾海峡の西北西にある馬祖列島は福建省連江県に属し、大陸に非常に近いので有名です。
馬祖の名前は「媽祖」からきたもので、列島は5島からなり、南竿、北竿、ジウ光、東引の4郷に分かれています。
1949年に国軍がこの地に駐屯して膨大な経費と人力で国防施設を建設し、以来海上を守るトーチカの役割を果たしてきました。1994年5月31日島への出入境制限が解除され、21世紀のリゾート地して熱い期待が集まっています。
馬祖は長年前線の島でしたが、戦火にみまわれたことがなく、軍事設備は全て防衛を主とするものでした。ですから、各施設が地元の人々の生活の中にとけこみ、独特の風景を作り出しています。
馬祖列島は、未開発の自然や独特の文化、軍事施設など見どころがいっぱいです。南竿郷の鉄製トーチカ、北海の坑道、馬祖の天后宮、雲台山、南竿郷芹壁の伝統家屋集落、板里や塘岐の金色に輝く砂浜、ジウ光郷の灯台、懐古亭の石刻、東引郷の東湧灯台、烈女義坑、一線天、燕秀潮音などの名所のほかに、ヒガンバナや豆梨などの珍しい植物、渡り鳥、福建省南部の風俗習慣、伝統家屋なども大きな魅力となっています。